ヴェネツィアの街並みを堪能したくて鑑賞。
だがしかし、基本的に不気味な屋敷の中での出来事ばかりでヴェネツィアが舞台っていうのはとってつけたようなもん。
子どもの霊が出ると噂の不気味な屋敷で、これまた不気味なハロウィンの日に不気味な降霊会を行うという
オカルトっぽさ満載で雰囲気は良かった。
ちなみに全然ポアロに詳しくなくて
これがシリーズ3作目と知らずに鑑賞してしまったけど特に問題はなかった。
きちんと続きで見てたらポアロが探偵を引退した経緯や心情がもっと深く理解できたかも。
本作だけでもポアロの葛藤はめちゃめちゃ描かれてたけどね。
音響やカメラワークでの不気味さの演出、ポアロをはじめとした俳優陣の演技の完成度は高いんだろうな、と感じるし退屈することなく見れる。
むしろトリックがこんなもんか、って感じなのでオカルト要素に振り切ってないとつまらん作品になってたと思う。
