登場人物多いんだけどそれぞれにキャラが立ってる。それぞれが個性的で存在感ありすぎ。
一番は宇崎竜童。それと岡田准一、天童よしみかな。名前を上げてみると元々役者じゃない人ばっかりだ。意外性があって面白いのかも。それにしても芸達者です。
槍魔栗三助が悪の親玉みたいな役の割には、それほどのラスボス感が無くて、ちょっと軽めだったのが残念。凄み不足。
ジャニーズの勢いだけのチンピラ弟役がハマりすぎていて良かった。この人も元から俳優では無かった人なのか。
舞台が西成っていうだけてディープな感じは漂うのであるが、更に奥深い裏社会の雰囲気がよく表現されていました。
関西出身では無い人達が関西弁を頑張って喋ってネイティブ感出そうしていて、まぁそれなりに成功していたのかも知れないが、大阪出身のまえだまえだが東京弁を喋ってるところが逆に違和感を感じてしまった。
お酒を飲む時にタバコの火を遠ざけておくという伏線が後で効いていて面白かった。
こういったおふざけ無しのディープな作品は大好物です。久々の満点を進呈します。
