このレビューはネタバレを含みます
三浦友和のセリフ「何も分からないまま終わってしまう」
正にこの映画の事では無いのか。
お父さんと過去に何があったのか？妹と何があった？リコは何故家出したのか？何故木漏れ日の写真を撮ってるのか？頬にキスして去っていった女の子の感情は？耳好きの少年とタカシとの関係は？⭕❌ゲームの相手は誰なのか？等々疑問には何も答えてくれない。それは見る人が想像しろよという事なのか…不親切。
一人一人いかにもドラマがありそうな人々との出会いはあるものの、そこから話が膨らむことは無い。そのまま放ったらかし。まぁ実生活ではそうでしょうよ。リアルと言えばリアルではある。けど、映画だからねぇ…
変人レベル10の内9の、ほぼ感情を表さない平山が大きく感情を動かしたシーンが2回あった。妹と抱擁したあとの涙と、石川さゆりの抱擁を見た後のやけ酒やけタバコが印象深かった。
安藤玉恵のチョイ役出演にビックリ。登場シーン短かっ！
その他キャストを見てると研ナオコとか松金よね子、どこに出てたの？って感じ。
まぁ色々もっと分かりやすくしろよという事でこの評価。
