このレビューはネタバレを含みます
行って帰ってきてパイを作る１日がRPGになる
ゲーム機を盗んできたけどパスワードがかかっていてお母さんにパスワード聞くためにはブルーベリーパイを持ってこなきゃいけなくて作るにはレシピが必要でレシピの中の卵の入手のための冒険が始まる
兄、弟、アリスの悪ガキ3人組に敵の魔女の娘が加わる
バイク、小型で前に番号とそれぞれの名前が入っているのがかわいい
銃、弾を入れる時のスポっていう音が気持ちいい
基本固定カメラで子供達を俯瞰、ギャグの切れ目で急に引くのがいい具合の間になっていた
背景をどーんと見せて子供視点の広々感があった
あとすごかったのが音楽、ポスターのイメージとはちょっと違って神秘的だったり不穏な感じ
それとシュールな会話もあってかスタンドバイミー的な真っ直ぐな楽しさは弱くなる
ダンスシーンで初めて？歌詞のある音楽が流れてここが最高潮に楽しい
敵はカルトグループ、子供VS大人になりきれてない大人
大人の怖さをがっつりやりつつ最後は大人側が逮捕されるのを子供が見つめる
無事に帰ってきた時のお母さんの長く感じたけど2時間しか経っていないのねみたいなセリフがメタい
ゲーム機盗んでバイク乗りながら一人一人マスク外していくオープニングと、兄がお酒飲んでやらかしまくるところが好きだった
これを16ミリフィルムって言うらしい、覚えた
