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一人はみんなのために
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『一人はみんなのために』に投稿された感想・評価

✔『一人はみんなのために』(3・1p)及び『THE FALL』(3・5P)▶▶

 ドキュメンタリー映画の巾を、やはり最新EU特集と、その直前並び観たこの半世紀英国映画の、ブログラムで実感する。
 勝利で終わらない、宿敵韓国に惜敗、その後の復活宿願大方達成には大きく触れられず、妻の「今の自分を(一旦)放って」の言葉噛みしめと、大舞台東京夕景空撮で括られるのは偶然もあるが、五輪ニ連覇の後の2年間の、個人もチームもスランプ時を、「不動の英雄」「フィジカルと集中力」「感情や動揺顕わにせず」「突く基本·緻密組立·戦術〜3コーチの教え併せ」「我慢」「親しさ拒み」といった表の顔から、「帽子投げる事も」「争い好まず誰からも好かれたい面捨てねば」「一瞬先の勝ち負けで、天と地を行き来」らの弱さも見えてくる。練習·合宿·試合の繰り返し·隙無しに、結婚·大学卒業勉強面も、新視野与えてくる。
 フェンシングの個人世界王者、代表チームも1位韓国に迫るを率いる、ハンガリーの国民的ヒーローの2016五輪後のドキュメンタリーだが、彼の独白被りも多いが、それ以上に映像がしなやかゴージャスに快走し過ぎて、試合や練習も超人クラスの浮いたものになりがち。シャープからトリッキーまで駆使主調の広角、その質と光感の艶、スローからコマ落とし自在速度操り、異時空の行き来、語る人物滑らかフランク過ぎ、試合の細部から周り反応の細か過ぎ、屋外カメラのトレーニングはのフォローの俯瞰·ロー·空撮ら伸びやか過ぎ、らも作品の撮ってるうちに風向き変化に、対応しきってるとは言い難い。
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 それに比べると、映画史上最高の美と形と知の錬金術師、グリナウェイの初期の似非ドキュメンタリー、騙す以前にいかがわし過ぎる、本人が自分だけの現実を入れ込んで作り上げた、後のように洗練もなく、公認価値観の弄びの超然さもない、ひたすらベタだが、執拗さ·ブレ無さ·確信犯ぶり、の強靭特異現実の方が遥かにドキュメンタリーの本道に沿い、しばしばプロの年間ベスト・テンにも選出されてる、アクは強いが、折り紙つきのこのアート系作家(映画ファン誰もがアートなんてヤだろうが)の最高作に押したい位だ。
 年輩の映画博士から、これだけはとベロッキオ330分とグリナウェイ180分を勧められた中から、後者はせめてと観たが、この一回しか空いてる時間がないというか、本来の睡眠時間を充てる。だから、半ば寝ながらの鑑賞。『THE FALL』。
 観終わって我に戻り、この手間·根気、製作に多大な労力·時間、その成果を痛感し、感服した。元になる個別特有の事例の収集、その写真·記事·動画·証言の収集、そのこちらに引き寄せてのおかしいのが圧倒に変わるアレンジ·細工·の絶妙さ、そのモノクロを主としたトーンは本物を上回る存在感、企業など決して手を貸さない手作業のアマっぽさリアリティに貢献。かつ現在から語るのにナレーションの叩き込み、テスト受け者や証言者のいくらでも引っ張り込み、さらに『鳥』等関連映画の鑑賞風景やオブジェ扱いの立体感、泥地を低くや家疎ら道路を高い視界でどんどん進み行く移動撮影の現実活力·開拓心、らが作品を底知れなくし、主内容を越えて、男女·家族·家らへの愛が語られ尽されたりもする。
 言葉だけでスッと通り過ぎるだけや·取りとめ無く逸話を語り尽くす百に近い、苗字の共通条件をクリアした人々は血縁や縁戚関係も少なくない。「鳥の責任論」だかが誰云う事もなく問われ、鳥中名羅列が半ば義務づけられ、それには大きな個人差があり端からその世界に嵌まった資質の人も多い。それをドラスティックに加速化するのが「VUF」なる物との様々な段階での遭遇で、病気なのか自己なのか啓示なのかよく分からはないが、覚醒をもたらす。それが、鳥の存在がどれ程の価値と影響力を持つものなのか判らないが、どうでもよくなってくる。身体が様々に変形・畸型をもたらされ事も少なくなく、それは鳥の本質に近づいてる事らしく、死へ向ってるのではない。逆にその見える動きに近づくと、飛立ち落ち死ぬ(見事な旧びた当時らしい記録?映像)。
 半ば寝てたのでこんなだったか自信はない。しかし、ナチュラルでひたすら心地よかった(気を入れて真っ向からグリナウェイ→デイビス制覇に挑んだ知人は呆れ果て途中出て行ったが、チャレンジの数を厭わない彼は再び挑むのだろう)。ドキュメンタリーの本質は、現実に近づくよりも、自分に現実を近づける事と、の可能性と夢を拡げてくれる。
 この後にハンガリーのフェンシング裏舞台ものを観たが、短く単純なアプローチに、軋轢なく馴染み睡魔を意識する事はなかった。
usui
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どんな仕事も自分に矢印を向けられるか
味
2.5
EUフィルムデーズ2023