ニューランドさんの映画レビュー・感想・評価

ニューランド

ニューランド

ともだち(1961年製作の映画)

3.7

✔️🔸【時枝幼児教育’60s】『ともだち』(3.7)『ケンちゃんたちの音楽修行~ヤマハ音楽教室四才児初期の記録~』(3.7)🔸【時枝幼児教育’70s】『学級集団の成長~ある教師の保育日誌~』(3.7)>>続きを読む

きこぱたとん(1993年製作の映画)

2.8

✔️🔸『きこぱたとん』(2.8) 及び🔸『わらじ片っぽ』(2.6)▶️▶️

 上映前にプログラム担当の女の子が出てきて、今回の特集の目玉だとか言った時、もうダメだと直感した。前に偶々少し喋る機会があ
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カントナックの財宝(1950年製作の映画)

3.9

 じっくりでもないが、今年はアカデミー賞授賞式録画中継の粗方を観てしまった。授賞結果は明らかに変だが、ノミネート作品群はなかなかのもの。が、作品賞に限らずあらゆる部門で、ノミネート全作品(最低数十本か>>続きを読む

私の父は正しかった(1936年製作の映画)

4.6

 ギトリの名前は、国内のフランス映画ファン(彼の名作は『トランプ譚』に限られてた)よりも、仏留学帰り、NV礼賛者が勢いに任せてかなり以前から大々的吹聴・映画祭での取りあげ、をしていた記憶がある。しかし>>続きを読む

ふたりの女、ひとつの宿命(1980年製作の映画)

3.4

【詳述は、『アダプション ある母と娘の記録』欄で】
 歴史ものとしてパターンもしっかりしてるので、この作家の中では映画的には、くっきり魅惑的に伝わりくる。

マリとユリ(1977年製作の映画)

3.9

【詳述は、『とにかく見にきてほしい』欄で(但し、機器不良時で内容不全)】【再見時感想は、『アダプション ある母と娘の記録』欄で】
 身内的俳優と、仏スターを組合せ、間口は広く、対立構造がより分かりやす
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わが映画人生 藤原智子監督(2007年製作の映画)

3.4

【詳述は、『挑戦』欄で】同年輩の大女性記録映画監督の、自伝語りとインタビュアーに分かれての対談。理路整然とし、視野が広く常に前向きの藤原と、一見どんくさいが動かせない重さと底力を感じさせる渋谷。役を入>>続きを読む

火の鳥2772 愛のコスモゾーン(1980年製作の映画)

2.9

✔️🔸『火の鳥 2772』(2.9) 🔸及び『ピカドン』(3.3)🔸『水仙月の四日』(4.2)◀️◀️

 手塚アニメは、24時間テレビの 『バンダー・ブック』で復活を感じ嬉しくて、年末のベスト・テン
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映画をつくる女性たち(2004年製作の映画)

2.8

✔️🔸『映画をつくる女性たち』(2.8) 及び【浜野佐知集】🔸❶『ダブルEカップ 完熟』(3.4)🔸❷『(生)性体験 世にもみだらな女たち』(3.3)▶️▶️

「女性の真実描きたくも、
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米寿の伝言(2023年製作の映画)

3.4

✔️🔸『米寿の伝言』(3.4) 及び🔸『エイジ·オブ·エターナル』(3.4)▶️▶️

チラシを観るに無料催しのようなので、初めて聞いたアマ系映画祭で、1日を潰すのもと、目
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ホッキョクグマすっごくひま(2021年製作の映画)

3.4

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し】

✔️🔸【山村浩二2020年代 長編ら】🅰️『ホッキョクグマすっごくひま』(3.4)🅱️『幾多の北』(4.4)
🔸【山村浩二1979~1980年代
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バックが大好き(1981年製作の映画)

2.9

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し】

✔️🔸『バックが大好き』(2.9)及び🔸『濡れた唇(4.8)』▶️▶️

 10数年ほぼ一日も欠かさず日に5.6本、得難いか高名な名作は繰返し何
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走れロム(2019年製作の映画)

3.3

【詳述は、『エイジアン・ブルー 浮島丸サコン』欄で】

 ベトナム映画祭を一本だけ観る。FAやヴェーラ以外にも、旧作と·嘗て辺境で今高揚期の国の作は、全て観続けてる人がいたので聞くと、観るべきは『第三
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し】
個人的には、20C末のテレビシリーズしか、キチンとは観ていない(それも、途中序盤を過ぎてから)。映画雑誌で紹介されていたからだが、SFとは思え
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You Will Remember Me(英題)(2020年製作の映画)

4.0

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️】
アテネフランセにも行かなくなったなぁと、何気に関本予定を変えてみる。この手の先鋭作の高ぶった雰囲気は、会場には、上映前も後にもない。特に質疑応答に移
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ガラスの墓標(1969年製作の映画)

3.4

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し】

✔️『ガラスの墓標』『ジュ・テーム・モン・プリュ』▶️▶️

フィルム上映だったのか、妙にボヤッとして、引き締まったのとは真逆のトーンのプ
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メニュー・プレジール~レ・トロワグロ(原題)(2023年製作の映画)

4.6

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し】

TIFFチケット売り出しから1日経ち腰を上げると、見たいのは既に売り切れ、少しは見ようとヤケ気味に、来年公開だろうと知ってる名の注文を入れ
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母を恋はずや(1934年製作の映画)

4.2

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し】

✔️『母を恋わずや』(4.2)及び『霧笛』(3.6)▶️▶️

 ここに書くようになって5年経つが、一度も小津の事に触れた事はない。その前を考え
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成吉思汗(1943年製作の映画)

3.1

【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し】

✔️🔸『成吉思汗』(3.1) 及び🔸『西住戦車長伝』(3.7)🔸『日本人 明治篇·昭和篇』(3.9)▶️▶️

 この特集にも、国威
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かあさん長生きしてね(1962年製作の映画)

4.0

脚本=演出が『涙』コンビで観る前からという奴だが、それにしても、スコープ画面をフルにかつ乱れなく使いこなし、端っこ等に奥行きの可能性まで加えた完全トゥショットに、寄りの90°変に切り替え、また>>続きを読む

よみがえれカレーズ(1989年製作の映画)

3.7

35年くらい前の映画で極めて高名で私でもそのタイトルは聞き及んでいた。積極観ようとはしなかったか、或いはその機会毎に支障が生まれたか。構図の気取らぬも深い正確さと自由さ·カッティングの細かい説>>続きを読む

恋の浮島(1982年製作の映画)

3.7

✔️『恋の浮島』(3.7) 及び『曽根崎心中』’81(3.5)▶️▶️

確立評価された、文化·創作者の根っこに、今のメディア·スタンスで立ち返ろうとする2本。1本は複雑な感情で、1本
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グレープフルーツのような女 性乱の日々(1981年製作の映画)

3.8

✔️🔸『グレープフルーツのような女 性乱の日々』(3.8)及び🔸『熟女スワップ若妻レズ 乱行恥態』(2.9)▶️▶️

ピンク映画の傍流製作プロダクションの作品は、時折ラピュタでやっ
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彼女だけが知っている(1960年製作の映画)

3.6

【詳述は、『その人は女教師』欄で】文筆家になってからはともかく、松竹NVの一翼を担ってた頃のこの人の作は、確かにこの流れに相応しくシャープだが、主流の思い上がりに対し、現実の問題や事件との対峙ベースを>>続きを読む

風の中の瞳(1959年製作の映画)

4.0

【詳述は、『背くらべ』欄で】川頭の、傑作の割合は、個人的には、黒澤やベルイマンを越えてるかも知れない。勿論、子供の頃から『木下恵介アワー(劇場)』で、馴染んでたせいもあるが、TVよりずっと遅れて199>>続きを読む

背くらべ(1962年製作の映画)

3.4

✔️❪cf.🔸『木下恵介アワー·兄弟』(4.1) ❫🔸『背くらべ』(3.4) 及び🔸『風の中の瞳』(4.0)▶️▶️

子供の頃、『四騎の会』結成のニュースがあったのを憶えて
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The Melt Goes on Forever: The Art & Times of David Hammons(原題)(2022年製作の映画)

3.7

【詳述は、『the hnman surge3』欄で】割りと普通な、証言者+解析者、ニューズリール、本人姿、独自解説アニメ、らで成ってて、対象の現存影響力持つアーチストの表現や生き方そのものの、美醜や人>>続きを読む

ムービー・オージー(2009年製作の映画)

4.2

【詳述は、『吸血鬼』’56欄で】TVドラマ·CM、公開TVショー、B級特撮や活劇·風俗画映画の、ザッピング以上に拡がり高まる、多彩安手素材の乱暴·自在編集は、サブカル論を遥かに越えて、J·ダンテという>>続きを読む

ある方法で(1977年製作の映画)

3.9

【詳述は、『私たち』欄で】紛れもない傑作。都市の革命旅団·そして大家族の一員の重さと活動、旧い男女観や仲間意識からの反動行動も出の、本質気の弱い反省癖の男と、流れ来て、直感的で正直·勇気を有し、教師と>>続きを読む

サンティアゴへ行こう(1964年製作の映画)

3.7

【詳述は『私たち』欄で】映画としてのリズム·美、革命進行中の機運と民族の絡み合う開放的気質、欧州支配影響時代の名残りへの寧ろ懐かしみ、都市や港の地理の絡み、見事な作品。今まで耳にもしてなかった才能。

眠れる森の吸血鬼(1978年製作の映画)

3.0

【詳述は『精霊のささやき』欄で】日本学生?主体で米吸血鬼もの、或いは永井豪的SF、があっさりユーモアテイストで可能なのは、8ミリを知りつくし、その特性·代替えできない個性を、完璧に使いこなしてるからだ>>続きを読む

WONDER WALL(1980年製作の映画)

3.1

【詳述は、『精霊のささやき』欄で】映画は、8ミリフィルムだけで、あらゆる表現、コミュニケーションが可能、を宣言·実現の、ちと恐るべき、完成·老成した作。客観的には、ワクワク·イチャイチャが、全く嫌らし>>続きを読む

精霊のささやき(1987年製作の映画)

3.1

【詳述は、『色道四十八手 たからぶね』欄で】『精霊のささやき』(3.1) // 他というか·メインは、✔️『エロス·なす娘』(2.9)『眠れる森の吸血鬼』(3.0)『WONDER WALL>>続きを読む

The Human Surge 3(英題)(2023年製作の映画)

4.2

✔️🔸❶❬エドゥアルド·ウィリアムズ❭ 『ヒューマン·サージ3』(4.2)🔸❷❬デイヴィッド·ハモンズの芸術と時代❭ 『The Melt Goes On Forever』(3.7)//↪>>続きを読む

その人は女教師(1970年製作の映画)

2.9

✔️🔸『その人は女教師』(2.9) 及び🔸『彼女だけが知っている』( 3.6)▶️▶️

観る映画の1/3くらいは再見作になって久しい。正直今の映画にはついてくのが精一杯。多分、アカデミ
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映像書簡3(1981年製作の映画)

2.6

日頃から馬鹿同士で誉め合い満足の、迷コンビの弥次喜多だが、かなり始末が悪い。よく分からないが40年くらい前、IFFの前身の実験映画祭辺りでか、奥山·伊藤らとセットで観て、ぬるま湯とはこんなんだな>>続きを読む

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