✔️🔸『パストライブス/再会』(3.7)🔸『異人たち』(3.7)▶️▶️
特殊な縁の恋愛相手、切実な過去との断絶を扱った二本立て。共に究めてパーソナルなところか出発し、普遍にも届き得た>>続きを読む
✔️🔸『マダムサタン』(3.6)🔸『仮面の米国』(3.5)🔸『南国の恋歌』(3.5)▶️▶️
プレコードは今見ても安心しては見れないので、フォードやホークス以上に、誰もが納得する映画の醍醐味を体現>>続きを読む
✔️🔸『従業員通用口』(3.7)🔸『フィメール』(3.3)🔸『独裁大統領』(3.6)▶️▶️
直後のコードや、いま時のコンプライアンスがなければ、人権や社会性無視の、経営側主体経済・愛なき性処理>>続きを読む
✔️🔸『赤毛の女』(4.0)『罪の島』(3.7)🔸▶️▶️
プレコードの特集なんて言うと、ヘイズコード下との明確な差、仮に描写自体はそれ程変わらずも、キリスト教国アメリカに相応しくない罪の意識の>>続きを読む
【詳述或いは初見時は、『みどり女』2024-09-18欄で】
✔️🔸『I AM NOT INVISIBLE』(3.4)🔸『これらが全てFntasyだったあの頃』(3.9)🔸『正しい家族の付き合い方』(>>続きを読む
【追記詳述は、『I AM NOT INVISIBLE』2024-9/22欄で】
今年のpffは法事などで帰省でほとんど見れず。配信のグランプリ最有力候補を観る。
平均的なデクパージュと内容>>続きを読む
✔️🔸【80年代自主デジタル化選】🔸『みどり女』(3.4) 及び【pffアワードEプロ】🔸『ちあきの変拍子』(3.3)🔸『I AM NOT INVISIBLE』(3.4)🔸『わたしのゆくえ』(>>続きを読む
✔️🔸『マグダレーナ・ヴィラガ』(4.2)🔸『クイーン・オブ・ダイヤモンド』(3.7)
一年半前までニナ・メンケスなんて、何となくその名は、程度で殆んど知らなかったので、そのままなら本作も観る事は>>続きを読む
✔️🔸『アル中女の肖像』(3.8)🔸『フリークオーランド』(3.9)▶️▶️
昨今の旧作発掘(映画史上のトップを争うには役不足のアッケルマン長編2作目がスケール的には三十数年振りに話題にな>>続きを読む
【詳述は、『太平洋の地獄』2024--9-5欄で】スマートで究めてスタイリッシュな心地いい整理された画面、自らの恋のベクトルの向きの整えの場に乗り出す4人、自分に正直な3人を、真意よりは自分でも分から>>続きを読む
【詳述は、『ルックバック』2024-9-2欄で】流石に終盤のプラネタリウムでの語りは文学的だが(感動的でもある)、流行?の難病悲恋ものや人気TVドラマ要素の映画への頂きの、メインストリーム、あるいは強>>続きを読む
【詳述は、『死の谷』2024-9-6 欄で】ロンム無知だが、少なくとも戦後の『一年の9日』は確かな傑作だし、戦前の『十三人』は魅力的だった、昔や、昨年かの記憶では。ナチズム分析ものもまずまず。が、見る>>続きを読む
✔️🔸『死の谷』(3.7)🔸『夢』(3.0)▶️▶️
『ショットとはなにか』最新刊に併せた特集上映から、ウォルシュ・ロンムの2名匠の、偶然か、ショットの味わいはともかく、その組立てはやや甘い2本>>続きを読む
✔️🔸『太平洋の地獄』(3.9)🔸『違う惑星の変な恋人』(3.7)▶️▶️
子供の頃、町に映画館が生まれた時の2館体制から既に後ひとつになってた頃、平日は邦画・土日は洋画と廻ってたが、この映画を迷>>続きを読む
✔️🔸『ルックバック』(3.8)🔸『夜明けのすべて』(3.9)▶️▶️
今年も余す所、4ヶ月、ここ数年続けてきた邦洋画のベスト10を、今年もやりたくなる。基本この歳になると新作にあまり興味はわかな>>続きを読む
✔️🔸『ペパーミント・フラッペ』(4.0)🔸『ザ・ファイト』(3.5)▶️▶️
台風の事等でオロオロしてて誤送信、本日中に西日本へ列車移動の予定が中止、空いた時間と今後仕事に戻る段取りの間に、昔の>>続きを読む
上映時タイトル『帰らぬ幽霊』。劣悪に近い画質で、後付け音響付属のサイレント映画。
闇と光、影の包み重なり浸食したようなモノクロに、いかにもソ連映画というか、より作家的なラング的巨大幾何学的建造物の>>続きを読む
【詳述は、『愛と殺戮のすべて』2024-8-23欄で】予告編とあるし、本人の不安と無垢を漂わす肉声以外果たしてどれくらい作品係りがあるのか疑問だけ、そもそもこれで金を取ろうとしても、ファンの誰も見に行>>続きを読む
【詳述は、『美と殺戮のすべて』2024-8-23欄で】個人的感受性豊かな時期と、華々しいゴダールの活動期が全くリンクしない(新作本邦公開なしの約8年が十代半ばから二十代初めを覆う。『万事~』も公開中止>>続きを読む
【詳述は、『夜の外側』2024-8-22欄で】自作演劇をほぼまんま映像化しただけの、野心や壮大さとは無縁の謙虚な作。合成やトーンやデクパージュの映像技術も、ステージ舞台をはみ出た作品舞台の拡大立体感も>>続きを読む
✔️🔸『わが愛の記』(4.4)🔸『八十八年目の太陽』(3.1)▶️▶️
返還映画の特集は、作品価値が計れない・知らないのが多いので、過去に観た明らかにその作家の最高傑作だけと確信してるのを2本だけ>>続きを読む
✔️🔸『美と殺戮のすべて』(3.7)🔸『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家』(3.6)🔸『ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争』(3.2)▶️▶️
かなり不思議な3本立。新たな素材>>続きを読む
✔️🔸『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』(4.1) 及び🔸『仔像は死んだ』(4.1)▶️▶️
昨年の映画祭で多方面からイチオシだったが1回の上映しかなく、それも1ヶ月前位の告知、当然そんな>>続きを読む
✔️🔸『追跡』(3.9)『限りなき追跡』(3.6)🔸▶️▶️
5月にラフに書いたまま。丁寧に補筆しようとも思ってるうちに、忘れてた。ラフなままで。
『白熱』『鉄腕ジム』や、最晩年作らに次いで、T>>続きを読む
【詳述は、『開いた口』2024-8-16 欄で】個と、たむろ異性同性・同居家族・指導教育・違和世代・意識地域らを、ビビッドな対峙対立を知らぬ間に正確位置付け、また決定付けず、境は溶けて跳び交い部分重な>>続きを読む
【詳述は、『希望の星』2024-8-16 欄で】益々、すっとぼけ浮世離れ、得難い人間の可笑しみの魅力が滲み出て、それは個人間を超えて、世界を動かし始めてく。話術や組立の絶妙さ、円熟へ。
【詳述は、『希望の星』2024-8-9欄で 】融資は担保より人間間信頼から、金自体に固執なく、世界を愛し活かす手段としての夢と手応え、だからつい疎かになった家庭はそれらの核ゆえ、危うさには何よりも動揺>>続きを読む
【詳述は、『櫻の國』2024-8-9欄で】やや、大振りなタッチだなと思ってると、圓谷英一(戦前は)特撮を本格で受け止め、この作家の奥にある悪夢世界を完全造型できる、懐ろだったと気づく。じつに魅惑的。
【詳述は『ゴングなき闘い』2024-8-16欄で】初めて16㍉版ノースーパーで観た時は無個性でいて高度にスタイリッシュな完成度に驚いたが、DVDレンタル、劇場で観てくと、現実とキャラへの、自分の感覚感>>続きを読む
✔️🔸『希望の星』(3.5)🔸『狂乱のアメリカ』(3.6)🔸『其の夜の真心』(3.4)▶️▶️
キャプラの比較的初期作を三本、あまり間を置かず観る。有名なコンビの脚本家と組む前の1本と後の2本、>>続きを読む
✔️🔸『開いた口』(3.6)🔸『まずは卒業して』(3.7)▶️▶️
ピアラについても詳しいとか・とくに興味がある訳でもない。1980年代の後半に、大型新人女優とセットで幻の大監督として登場してよ>>続きを読む
✔️🔸『ゴングなき戦い』(3.6)🔸『勇者の赤いバッヂ』(4.1)▶️▶️
ヒューストンの特集をやってたのは知ってたが、まぁいいや、という感じだった。が、一般的というより、好事家が最高傑作と声を揃>>続きを読む
✔️🔸『瞳をとじて』(3.8)🔸『ファースト・カウ』(4.1)▶️▶️
シンメトリーか・縦奥に伸びた退きの構図、角度やサイズを変えての丹念で正確な切り返し、それらは多くフィックスだが役者に併せ僅か>>続きを読む
先に松竹大船の二大エースについて書いたが、蒲田後期となるとこれも前にも書いたが二大ヤスジローの存在が圧倒的か(ま、五所もいるが、何か小回りが効いて、やや大物感なし)。少し島津の方が先輩で、並べて語ら>>続きを読む
✔️🔸『櫻の國』(4.3)🔸『兵六夢物語』(3 .4)▶️▶️
日中戦争時の、日本本位、他者自己都合解釈の、典型的映画で、いい気なものだ、という見方は、ごく一部の本質。
『櫻~』。この映画を初>>続きを読む
✔️🔸『女群西部へ!』(4.1)🔸『ゴジラ対メカゴジラ』(3.1)▶️▶️
監督を間違えて観た映画がたて続いた。キャプラと思ったがウェルマン、本多と思ったら福田というわけだ。しかし、観る直>>続きを読む