Filmarksさんオンライン試写会にて。
「ニューオーダー」「息子の面影」「母の聖戦」など、ホラー以上に恐ろしい作品の多いメキシコ。
今作は「パラドクス」「ダークレイン」などを撮った新進気鋭の監督による本格的なオカルトホラー。
最近流行りの東南アジア系ホラーもそうだけど、こういう土着の神話や寓話をベースにした作品好きです。
中盤に出てくる狂気の儀式で踊り狂う様は異様だし、ちょいちょいキモカワなクリーチャーが出てくるのも好き。
ただ、BBAがめちゃくちゃイラつくけど!
主人公は主人公で残念な行動が目につくし。
というか出てくるキャラがだいたい変人です。
オチは早めに分かっちゃうんだけど、ラストはなかなかの後味の悪さ。
そういえば一昔前のホラー映画ってこういう感じだったよなぁ。
今の若い監督って、往年のハリウッドホラーに自国の要素と現代の要素を上手く織り交ぜて映画を創るのが上手い。
それが他国の観客からすると、懐かしさと同時に新鮮さを感じるんだろうな。