【STORY】
主人公は13歳の少女ナラ。両親はナラの妹ルナの病気ばかり気にして、自分を見てくれない両親にナラは不満を隠せず過ごしていた。ある日、ルナの病気を治すためにある方法を試したい母レベッカは、半ば強引に姉妹と夫を説得して、ナラとルナの祖母にあたる老婆ホセファの屋敷を訪れる。しかし、ホセファは口が悪いだけでなく、挙動があまりに不自然すぎて、もしかしたらただの人間ではないのではないか?と疑う理由が増えていく。
【REVIEW】
『パラドクス』のエスバン監督の作品だけあって、メッセージをまっすぐ伝えずに別の物語に仄めかすという部分は顕在。ただ、今回はメインでも「〜な人は嫌だ」というのを全面に押し出した構成になっていて、シンプルにハラスメント祭りの強引で暴力的な老婆への嫌悪感も楽しませてくれるので、過去2作より誰もがとっつきやすい構成だと思う。
不気味な魔女伝説、治療法の謎、おばあちゃんの怪しい挙動。散りばめられた要素が徐々に結びつく、気持ち良い気持ち悪さと、畳み掛けるように最後に改めて残されたメッセージをどう解釈するかを楽しめる映画。
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観た回数:1回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点75pt/100pt 星換算★★★☆3.8
95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級
《基本点》
コンセプト 77pt/100pt
原作・実話 --pt/100pt
設定・起点 70pt/100pt
脚本・展開 78pt/100pt
テンポ感 67pt/100pt
編集カット 65pt/100pt
心に来る度 --pt/100pt
後味残る度 70pt/100pt
撮影構図 70pt/100pt
カメラ動作 66pt/100pt
固有の演出 60pt/100pt
言葉選び 77pt/100pt
映像美 --pt/100pt
視覚効果 70pt/100pt
美術 78pt/100pt
キャスト 70pt/100pt
演技 77pt/100pt
顔芸レベル --pt/100pt
キャラデザ 70pt/100pt
衣装 79pt/100pt
メイク等 75pt/100pt
音響・録音 67pt/100pt
サントラ 65pt/100pt
歌曲 --pt/100pt
主題歌 --pt/100pt
《ジャンル点》
ヴィラン 65pt/100pt
アクション -pt/100pt
歌唱力 -pt/100pt
ダンス -pt/100pt
肉体美 -pt/100pt
ミステリー 72pt/100pt
サスペンス -pt/100pt
コメディ -pt/100pt
ファミリー -pt/100pt
カワイイ -pt/100pt
ビックリ 69pt/100pt
ゾワゾワ 60pt/100pt
胸糞悪さ -pt/100pt