ヨダセアSeaYoda

イビルアイのヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

イビルアイ(2022年製作の映画)
3.8
【STORY】
 主人公は13歳の少女ナラ。両親はナラの妹ルナの病気ばかり気にして、自分を見てくれない両親にナラは不満を隠せず過ごしていた。ある日、ルナの病気を治すためにある方法を試したい母レベッカは、半ば強引に姉妹と夫を説得して、ナラとルナの祖母にあたる老婆ホセファの屋敷を訪れる。しかし、ホセファは口が悪いだけでなく、挙動があまりに不自然すぎて、もしかしたらただの人間ではないのではないか?と疑う理由が増えていく。

【REVIEW】
 『パラドクス』のエスバン監督の作品だけあって、メッセージをまっすぐ伝えずに別の物語に仄めかすという部分は顕在。ただ、今回はメインでも「〜な人は嫌だ」というのを全面に押し出した構成になっていて、シンプルにハラスメント祭りの強引で暴力的な老婆への嫌悪感も楽しませてくれるので、過去2作より誰もがとっつきやすい構成だと思う。

 不気味な魔女伝説、治療法の謎、おばあちゃんの怪しい挙動。散りばめられた要素が徐々に結びつく、気持ち良い気持ち悪さと、畳み掛けるように最後に改めて残されたメッセージをどう解釈するかを楽しめる映画。

---
観た回数:1回
---

【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点75pt/100pt 星換算★★★☆3.8

95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級

《基本点》
 コンセプト 77pt/100pt
 原作・実話 --pt/100pt
 設定・起点 70pt/100pt
 脚本・展開 78pt/100pt
 テンポ感  67pt/100pt
 編集カット 65pt/100pt
 心に来る度 --pt/100pt
 後味残る度 70pt/100pt
 撮影構図  70pt/100pt
 カメラ動作 66pt/100pt
 固有の演出 60pt/100pt
 言葉選び  77pt/100pt
 映像美   --pt/100pt
 視覚効果  70pt/100pt
 美術    78pt/100pt
 キャスト  70pt/100pt
 演技    77pt/100pt
 顔芸レベル --pt/100pt
 キャラデザ 70pt/100pt
 衣装    79pt/100pt
 メイク等  75pt/100pt
 音響・録音 67pt/100pt
 サントラ  65pt/100pt
 歌曲    --pt/100pt
 主題歌   --pt/100pt

《ジャンル点》
 ヴィラン  65pt/100pt
 アクション -pt/100pt
 歌唱力   -pt/100pt
 ダンス   -pt/100pt
 肉体美   -pt/100pt
 ミステリー 72pt/100pt
 サスペンス -pt/100pt
 コメディ  -pt/100pt
 ファミリー -pt/100pt
 カワイイ  -pt/100pt
 ビックリ  69pt/100pt
 ゾワゾワ  60pt/100pt
 胸糞悪さ  -pt/100pt
ヨダセアSeaYoda

ヨダセアSeaYoda