ガルベス

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男のガルベスのレビュー・感想・評価

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クエンティン・タランティーノ監督のフィルモグラフィをデビュー当時から巨匠に至る現在まで一作ごとに丹念に取り上げていくドキュメンタリー作品。

サミュエル・L・ジャクソンやティム・ロス、マイケル・マドセンなど初期作を彩った役者陣はもちろん、ジェニファー・ジェイソン・リー、ゾーイ・ベル、カート・ラッセル、クリストフ・ヴァルツなど豪華な面子にインタビュー。

一貫して黒人や女性への敬意、賛美を作品に盛り込む先進性や映画制作における圧倒的な情熱、撮影に携わった人々を大切にし続ける人柄などが分かる一方で、ハーヴェイ・ワインスタインとの関係にも踏み込んでいて多層的な見方ができた。

改めてどれも傑作揃いであることに驚かされる。
私が特に好きなタランティーノ映画は、「パルプ・フィクション」、「デスプルーフinグラインドハウス」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」あたり。
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