AIの発展の末、ロスに核兵器を落とされた世界。西側、主にアメリカはAIと共存しようとするアジアと対立しAIを滅ぼそうとする。
本作のAIはプログラムでは無くAIを搭載した人型ロボット。
レプリカントよりわかりやすい。
ロボット(AI)が心を持つ鉄腕アトム的。
ドンパチものというより哲学的アプローチ
いわゆるAI vs人間のストーリーだと感情に囚われる人間と冷徹で合理的なAIとの闘いが描かれがちだが、本作はAIが人間みがある。時に人間に騙され倒される。
AIと共存しているアジアの方が人間味があるという面白い描き方。AI達は宗教も取り入れている…
アメリカの対AI兵器ノマドがデススターのよう。
アジアの都市の中の日本語表記やAIヒューマノイド渡辺謙の日本語、途中の地名表記、エンドクレジットの日本語等、ギャレスエドワードの日本好きが伝わる。
ブレードランナーやAKIRAを彷彿とさせるし、日本人として素直に嬉しい。
東南アジアの風景+AIの本拠地がいい感じ。
プロローグのこれまでのAIと人間の関わりのニュース映像を使った表現は心地よい。
パシフィックリム以来良かった。
もっと細かい設定を見せてくれたらもっと良かったな。