このレビューはネタバレを含みます
圧倒的なビジュアル。
昨今の原作ありき映画ではなくオリジナルストーリーで展開され、ギャレスエドワーズのSFの強さと映画愛、日本愛がしっかりと伝わる魂のこもった作品。
ストーリーは AI vs 人間 という王道展開。
ターミネーターなんて「こんな未来あるか!」って思っていたけど、
ほんと今後まじでありえるんじゃないかと思えます。だから本作はかなりリアルに思えた。
それもなにも多分出てくる街や村が本当に丁寧に作り込まれているので没頭してしまったからかもしれない。
サイバーパンク。
これに尽きる。
ところどころ出てくる日本語もめちゃかっこよくて小気味良い。
そして思ったのが珍しくアメリカが悪く映っている。
なんかこういうのも新鮮で良いな。
個人的に最高だったのがラストシーン。
ノマドが落ちてそれを見つめるアルフィーを下から映すあのビジュアルと
マヤとの再会。
記憶の入ったチップで再会。
あんな素敵な演出、最高すぎる。
素直に嬉しかったし鳥肌がたった。
そして天才子役の演技。
流れる月の光。
あぁいいものを見た。
ローグワンも最高に面白かった。
オリジナル映画をどんどん産み落としてほしい。
ありがとう!