「またヴィンセントは襲われる」「ザ・タワー」などここ最近のフランスはスリラー/ホラーが増えて、一時のネオ・フレンチホラー・ムーブメントのように盛り上がって欲しいと思う。特に今作のようなズバ抜けて優れてないくらいのスリラーが個人的には好みだ。
そんなこんなで暴動から始まるのは「フロンティア」を彷彿させるが、フランスの社会問題に沿ってるとも言える。
行先を追ってくるように迫ってくるドス黒い雲と濃いめ酸性雨。建物や車などが黒茶に溶けていくのが良かった。
映画ドットコム評が悪くてなかなか腰が重かったが、フィルマークス評はしっかり捉えててやはり参考になる人達の集まりだよ笑
