このレビューはネタバレを含みます
よくわからない! わからない! こんなにめちゃくちゃな展開にしてどうするの?と思っていたら最後には着地した。
夢オチではあったけれどあの死ぬまでの数分間で私たちがいままで見てきたストーリーを作り上げるとは、、
ちょっとマイケル・ダグラス「ゲーム」のようなオチではあったけれど放り出されるよりはよほどマシ。伏線があまりないかなと思うけれど、いいどんでん返しと言えるのではないだろうか。
しかしこの映画はストーリーが云々というより、この映画は手法やカットや表現方法を楽しむ映画だと思う。
ジャンプカットの多様は美しく、抽象的な表現は的を得ていて、雨やアパートの撮り方が無骨で素敵。
動く写真集を見ているような気分になった。