このレビューはネタバレを含みます
ナオミワッツの出演もあって、リンチを意識しながら見たけどもやっぱリンチって偉大なんだなと思った。映像の良さに着目して改めてリンチ作品を見直したい。
謎が謎のままである時の高揚感は良かったが、全部妄想だったという割には、その分の楽しみがないというか、というよりそもそも難解なので理解できていない節もあるが。
リンチにも主人公の妄想でしたエンドはあるけど、それに足る楽しみがあるんだよな。
複数人格を示唆するような同じ格好の人々や、盲目からの回復など、何の比喩なのか気になるところはあるけれど
カットの繋ぎ方も何を意識してかは何となくわかるのだけど、どこかしかに香る「これやっとけばかっこいい」感も鼻につく
