クリーム

ネイビーシールズ ラスト・ソルジャーのクリームのレビュー・感想・評価

3.7
ロケーションが「ローン·サバイバー」の様な場所で、1人戦う兵士、村に連れて行く等、意識してる感がプンプンでしたが、1人黙々と戦う主人公が、地味で嫌いになれないタイプ。また、凄く綺麗な景色ですが、ブルーの横筋の光が多々入り、演出なのかも知れないが、ノイジーに思えました。戦闘シーンは、主人公の無双、そこに可愛い女の子と言う足枷を付けバランスを取っていて、そこそこ楽しめました。

2021年、米軍のアフガニスタン撤退時、ネイビーシールズ部隊に宣教師グループを避難させる任務が下る。しかし、任務遂行中にシールズ部隊のヘリが撃墜され、ミルコだけが奇跡的に生き残った。彼は任務を続け、こちらも1人生き残った5才の娘ゾーイを見つけ、救助場所を目指すのですが、ゲリラが襲いかかるのでした。



ネタバレ↓



ミルコは軍とコンタクトを取り、ゾーイを連れ、ゲリラに見つからない様に移動しますが、ゲリラのリーダーと出くわし、この男がここは危険だから、脱出を手伝うので、自分の村に来いと言う。リーダーは仲間とアイコンタクトで、ミルコを攻撃させ、ミルコが戦っている間にゾーイを連れ帰り監禁します。
ミルコは、ゾーイに着けた発信器を頼りに村へ行き、ゲリラを殺しながら、ゾーイに迫りますが、後少しの所で捕まります。リーダーは、米軍との待ち合わせ場所をミルコに吐かせようとしますが、ミルコは口を割らず、リーダーはゾーイを連れて来る様に部下に指示をします。隙を突いて、リーダーを殺し、ゾーイを救出するのですが、その時、脇腹をナイフで刺されました。
ゾーイを連れ、山の頂上を目指すとゲリラも追い掛けて来ます。頂上付近に着き、もう限界のミルコ。
ゲリラに囲まれ危機一髪の時に頂上から、米軍の援護隊がやって来て、2人は救助されました。
ラストは、アメリカでゾーイを引き取り犬と一緒に幸せに暮らし始めるミルコでした。

王道の救出ものです。フィクションなので、ご都合主義的な所はありますが、1人対多勢のゲリラなので、ドキドキします。ゾーイが、無駄に泣かず凄く良い子で、ラストにミルコを庇って、ナイフを手にします。このシーンは、仕込み感バッチリですが、可愛いので許せちゃいました。丁度良い加減の女の子を使ったなぁと思います。
クリーム

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