音楽業界の裏側が覗けて、今の人気バンドもこんな感じで上がっていったのかなと思われて面白かった。
パソコンで作る機械的な音が、ベースやドラムとのセッションで、みるみる生き生きとしてくるのも鳥肌モノ。
音楽好きでも、そうでなくてもオススメです。
残念なのはヒロイン。インパクト重視でリアリティの無い出会いから、勝手過ぎる別れ。意味不明な復縁。その辺りメンヘラの一言で片付ける雑さが、残念。ガラスを割るのは、伏線にもなるのだけど、犯罪スレスレ。
カレー屋のバイトから水商売を経て、会社での仕事ぶりを写して、大人になったって言わんばかりなのも簡単に括りすぎ。
