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パラダイス 人生の値段のharuのネタバレレビュー・内容・結末

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

購入したばっかのマンションが燃えてしまい、多額な借金を肩代わりしてもらう代わりに40年間奪われるお話。
俺が今40年奪われたら60代。かなり絶望的な数字だが40年経っても60代か。という気持ちもある。
ただ、数億円もらえる代わりに40年あげられるかと言われたら絶対嫌だから時間の価値はお金の価値より上なのだろう。

映画の内容はというと、設定の割にはつまらなかった。
8割は主人公と奥さん(40年奪われた張本人)が逃げ回る流れで最後は主人公と奥さんが離れ離れになってしまった。
そして見終わった後に思ったことが、主人公が元々40年奪う会社に勤めていて営業で見ず知らずの人の時間を奪おうとしていたこと。それが全て自分に返ってきたような気がした。

主人公の奥さんは違う人と結婚しており念願の子供もできていた。
この映画の悪役?というか悪い人の立ち位置は誰なのか。
個人的には奥さんが悪い人の立ち位置で最終的には1番幸せになっていた気がしてもやっとした。

設定は良かったがあまりハラハラする展開がなく個人的には評価2.5くらいだ。
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