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フォービア/4つの恐怖のワシのレビュー・感想・評価

フォービア/4つの恐怖(2008年製作の映画)
3.0
4話からなる、ホラーオムニバス作。
案内人のタモリが居ない『世にも奇妙な物語』みたいな感じ。

1話目『孤独』
ショートメールのやり取りが、思わぬ恐怖を呼ぶ物語。
なんかヌルい話だなと思ってたら、突然のドッキリにビビった!
そんな精神的ブラクラみたいなの卑怯やん笑
どこでどんな因縁拾っちゃうか、わからんよね、ホント。

2話目『報復』
理不尽なイジメを受けた少年が、魔術で報復する物語。
動きのある…というか、落ち着きのないカメラワークが気になる。
序盤のイジメシーンは胸糞だが、魔術が次々発動する内容はビックリ箱みたい。
超音波レベルな叫び声に笑ってしまった。
4話の中で最も血が流れる話でした。

3話目『真ん中の人』
川下り中に行方不明になった友人が深夜に戻ってきたが、どうも様子がおかしい…という話。
帰ってきた友人に対し、疑心暗鬼になる展開がオモロい。
怖さはさほどでも無いが、意外な展開にキレイに騙された。
判ってしまえば有りがちな展開なんだけど、アナタは見抜けた?

4話目『最後のフライト』
不倫中のCAが今度のフライトで担当したのは、不倫相手の妻である王妃。
王妃の嫌がらせに怒ったCAの行為が元で、王妃は急死する…という話。
王妃の目力が強烈で、あんな目で睨まれたらビビるわ〜!
因果応報ってもんで、自分のやった行為の結果は、やはり自分自身に返ってくるよね。
美女が泣き叫ぶ表情は、ホラー映画の醍醐味ってことを再認識。

全話粒ぞろいで面白かった。
4話だからフォービアってタイトルかと思ってたけど、ぜんぜん違うみたいだね。
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