ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワーの塩湖のレビュー・感想・評価

お気に入りの映画たちが女性の性的客体化の事実を淡々と指摘されるそのさまをみている自分もずっと暴かれ続けてた。皮肉かもしれない『軽蔑』の場面だって視覚言語として見た場合やっぱり危ない、っていう批判はだいじな気がする。女性初のオスカー監督賞受賞作『ハート・ロッカー』の内容めちゃくちゃ男性じゃん（意訳）というコメントは、しかしまっとうすぎて脱力させられた。キム・ギドク縛りで一本作れそう。