ドンチードル

ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワーのドンチードルのレビュー・感想・評価

4.0
これはThe Substanceがどう議論を呼ぶか楽しみかもしれない。ってかあれを社会派映画としてレビューしそうな人たちに早く見てほしいということばかり考えて買い物とかしてる、最近は。

今作の内容は今まで何となく思ってたことを言語化してくれた感じ。実際のところは数十年言われてたことがやっと表向きに出せたってだけだろうけど。LGBTQ+の視点の話をもっとできれば良かったのにな。

まあ気付きとしては、この負のループを破るには何か革新的な映画の言語を変える方法がないとね…と新たに思ったかも。最後に提示される例って正直今流行ってるだけのやり口だよなと思っちゃったし、ずっとこればっかりやってはいられないと思うんだよな。まあでも制作とか賞の選定で決定権があるヘテロシス男性以外のジェンダーの人が増えれば徐々に変われそうではある。あくまでその予兆がああやって出てきてるってことだろうな。