特売小説

リアリティの特売小説のレビュー・感想・評価

リアリティ(2023年製作の映画)
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ほぼ出入りもせず物置きとしてすら使っていないだけの部屋が。

扉一枚で現実と隔てたられたどこか幽玄な空間として機能してしまう劇的さよ、という事ですよね。

クリント・イーストウッドがパリ行き列車で成し得なかった事を本作はやって退けている訳ですけれども、それもやっぱ方法論じゃなく題材選びの時点で勝敗が決しているのだと思うのよね。

感想としてはただこの一言、見応えのある心理戦でしたよ、と。
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