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ラブ&ポップのseiのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
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平成初期の渋谷アンダーグラウンドを描いているのであの時代の渋谷の街並みやファッション、音楽、若者の言葉だったり持ち物だったりが見れて懐かしい気持ちになれて凄く良かった。良い意味でも悪い意味でも活気に満ち溢れていた頃の渋谷を舞台に、若さを武器にギラギラしてる女子高生とそれを食い物にしようとする大人の欲望が交差する作品。庵野ワールド全開の細かい画角とカット割に「庵野と仕事したくねー笑」という気持ちになった笑「楽しい」に生きてるけど中身は空っぽな自分に辟易していて、心の隙間を埋めてくれる何かを模索するけど、それが何か見つけられずに悶々とする時期ってのは誰にでもあると思う。所々流れるクラシック音楽と下品な渋谷の街のミスマッチ感も味わい深くて良かった!女子高生時代の仲間由紀恵が美女すぎて圧倒されました...
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