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ラブ&ポップのKのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
4.0
近すぎる視点。レール撮影。ジムノペディ。変わった撮り方。酔いそうな映像。制服姿の仲間由紀恵さんが新鮮。食事シーンがどれもちょっと汚いもしくは気持ち悪い。シカゴブルズ。ロン毛の吹越満さん。トパーズの指輪。マスカット。レンタルビデオ。ファズボール。ピラフ。主観ショット。自分が言われているような感覚。逃げられない。直接映していなくても伝わってくる怖さ。過激に見せない良心。無防備。安売り。「死ぬほど悲しい思い」。説諭。対等な関係。哲学的な問い。「あの素晴らしい愛をもう一度」。渋谷川。彼女たちの歩く姿を見ながら“制服は鎧”という言葉を思い出す。今のところ庵野監督作品にエヴァ要素を感じない映画がひとつもない。これはこれですごかった。見たことのない映像表現。始終クセが強い。
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