お腹ではなくポッドで子供を育てる選択ができる近未来。
カウンセリングの相手がAIだったり、部屋や街に自然が人為的に溢れていたり、映画だから作れる未来が見れて絵的に楽しめた。ストーリーはシンプルでポッドでの子育てくらいしか目新しいSF感はないから刺激は少なめ。私は終始、こんな選択ができる未来最高だなとしか思わなかったからお金があれば選択したい。
ポッドの有用性としては申し分ない、問題は倫理的な事で人間の摂理に反してるのでは？という点。案の定映画の中ではポッドの会社の前でフェミニストの団体が私たちの子宮に手出しをするな！みたいな看板掲げてたけど。仕事をしたい、お金を稼ぎたい、食べたい物もやりたい事も制限されないのなら選択として大アリな未来で私は明るく捉えられた。
作品として結構好き。
