ポレポレ東中野にて鑑賞。
2023年新作劇場鑑賞62作目。
客席は9割くらい。
テーマ「沖縄」
［全体として］
今年二本目のヒルカラナンデスのドキュメンタリー映画だが、やっと観る事が出来た。
お話としては2022年に行われた沖縄知事選の取材から始まり、米軍基地辺野古移設問題の取材から某巨大掲示板を作った人がそこでやった事の問題と続く感じ。
観に来ている人は年齢層高めで男女比は同じくらい。
やっぱり観ておいて良かったと思う。
［良かったところ］
個人的には正直政治に関心が高いとは言えないので、辺野古移設問題に関して、「なんだか大変そうだなー」という印象しか持っていなかったが、要は「沖縄の問題」というよりは「日本とアメリカの問題」で、戦後から続く沖縄に対する日本政府の（いや、本土の日本国民のと言ってもいいかもしれない）ほぼ何も考えていない姿勢のせいで、米軍基地を押し付けられた沖縄県民が怒ってるという事だと思った。
前半はすげー笑いも起きていたが、後半に連れてドン引いていく一緒に観ている観客の様子がそれを表していたと思う。（飽きて携帯見てる奴もいた。帰れよ。）
あと、もちろんダース・レイダー氏のフリースタイルも良かった。涙する人もいた。
［気になったところ］
やっぱりあの巨大掲示板を作った人はもちろん役に立つ事も言ってることはあるが、基本的に有害な面が多い人だと思う。
それにしても選挙のたび思うが、誰に入れればいいのか本当にいつも悩んでしまうくらい良い政治家っていないもんだな。
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結構暗澹たる気持ちになりますが、観ておいて損はない作品だと思います。
近々沖縄に行くので今日買ったシン・チムどんどんTシャツを着て行こう。
