このレビューはネタバレを含みます
原作未読のため、純粋にホラー映画としてのレビュー。
おそらく原作寄りであろう前半は、謎解きのテンポが非常に良く「これから面白くなりそう」な期待感が持てた。DJ松永もちょうど良い存在感。
しかし、物語が進むにつれ因習村の呪いにフォーカスが向き、間取りがあまり関係なくなってくる。最終的にはかなりの迫力のあるバトル。バトル展開はB級好きとしては非常に良かったです。絵面も派手で笑えて良い。
感動?要素も完全に蛇足だし、結局何がしたいのかよくわからない映画だった。恐怖演出も大きい音を突然出すだけ。驚かせるだけで精神的な不快、恐怖感は大したことない。(ジャンプスケア自体はわりと好きですが…)
クスッと笑える佐藤二郎をはじめ、キャストは皆素晴らしかったです。逆にこのキャスト集めてこんなに微妙な映画になるとは…
2024年劇場鑑賞14本目