このレビューはネタバレを含みます
世にも奇妙な物語の長尺系みたいな映画。
主人公が、恋人を殺した男を何度も殺すためにタイムループするのだが、繰り返すうちに殺すのも殺されるのも慣れ、奇妙な絆も生まれて…この「奇妙な絆」のあたりは刺さる人にはぶっ刺さると思う。おそらくそういう意図はないと思うが絵を描くところとかびっくりしたもんな、良すぎて……あれは愛……？
前半は台詞がほとんどなく映画！って感じなのも良かったです。若葉さん表情で語るのが上手い。中盤はブラックコメディでおそらく誰が観ても楽しめそう。ただ最後の方は悪い意味で余白がありすぎる。見てる人の判断に委ねる、というよりは全く説明されてなくて置いていかれた。
2024年劇場鑑賞16本目
