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6月0日 アイヒマンが処刑された日のcapetvaloisのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「僕が歴史に触れ、歴史が僕に触れた」、と述懐する「元少年」の、若き日の思い出を回想する話。

というのも、(元)少年は若き日に、あのハンナ=アーレントをある意味で戦慄させた、小役人アイヒマンのイスラエルでの処刑に際し、その棺を作ることに関与したと主張し、WikiPediaにそのことの掲載を望んでいるが、証拠がないとして採用されない。

そのこと自体が実話ならば、どういう経緯でこの映画ができたかにも興味が湧くが、映画という形で当人の夢をかなえてあげたのであるならば、それは民族的なことと関係なく、素敵なことだと感じる。
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