さかてぃー

月のさかてぃーのネタバレレビュー・内容・結末

(2023年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

相模原の事件を知ってるからこそ
気になって見たけど正直うーん。だった
なんか事件のことよりも宮沢りえと
オダジョー夫婦のことばっかりで

さとくんがどこのタイミングで
壊れてしまったのか
(恐らく紙芝居捨てられたとこと
うんこまみれマスタベおじさんだと
思うけど。)とか
大麻に手を出したのはいつ頃なのかとか
そーゆーところを描いて欲しかったし
元は正義感があって頑張っていた彼に
何が起きたのか、そして働いてる皆が
通常の精神ではいられない背景
だれがさとくんになってもおかしくなかった
現状などもっと事件をメインに、
さとくんをメインにストーリーを
作り上げてって欲しかった。

正直え、この描写いる?みたいなシーン
多くて ???ってなることとか多かった。
描いてるものの何も回収できてない感。

子供が亡くなったのも病気なのか
障害なのかはっきりわからないし
二階堂ふみの家族がクリスチャンなのとか
さとくんの彼女が耳が聞こえない事とか
オダジョーの仕事とか(アニメーション)
いつ賞に出したの?みたいな感じだし
最後の終わりも結局
私も貴方が好きですで終わりって
へ?って感じだった
だから子供はどうすんの?だし
なんかもやもや。

しかもあの映画の作り方だと
事件一番起こしそうなのは
二階堂ふみだったし

この事件の残酷さにかくれた
施設の闇とかなんかもっと
事件ベースのことを描いて欲しかった
そうなると遺族とかはつらいとか
コンプラ問題とかもあるんだろうけど
Wikipedia読んでるほうが良かったな感
すごかった。
(本物のさとくんは昔から優等生の面と
悪魔の面を持ち合わせてたっぽいから
元々壊れていた可能性は高い。)

でもこの映画で思ったのは
全ての綺麗事(恐らく事件に関係してない人がみんな言うであろうこと)は
全てさとくんに論破されてしまったということ
確かにあの場で働いてたら…と
さかてぃー

さかてぃー