2022年9月27日、銃撃事件により命を落とした安倍晋三元首相の国葬の一日を、東京、山口、沖縄、広島、長崎、福島、豪雨災害を被った静岡、あの事件の現場である奈良など全国十都市に密着。
被写体である人物の地域性と政治性や温度差が様々であるがゆえに、あの日の風景が多層的に生々しく描写されていた。
我が身を振り返っても忘却していたのだが、国葬には過半数の人が反対していたのに敢行されていたのだな。
あんまりどうこう言うつもりはないけれど、政治家の振る舞いや挙動は国民の映し鏡であるということは間違いのないところなのだろうと観ていて感じた。