めがはーと

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のめがはーとのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ひみつ道具の面白い使い方選手権してるドラえもん映画は信頼出来る…

本作オリジナルひみつ道具時空間チェンジャー(原作の時空間とりかえ機の亜種)とあらかじめ日記を上手に使いきれいなオチに繋げたのは見事
特にあらかじめ日記は、序盤ののび太の書き間違えで生まれた「音楽が(存在し)ない日」のせいで今作の敵を呼び寄せてしまっていた事が明らかなるシーンだけでなく、絵日記の宿題として間違えてあらかじめ日記に書いてしまった「今日はみんなとお風呂にはいった。たのしかった。」が大オチの敵を倒す布石になっていたりと二重で伏線になっていたのは面白かった

今作のオリジナルヒロインのミッカはとても可愛らしく描かれているし、のび太の事を「のほほんメガネ」と呼ぶところは笑ってしまった
ミッカはのび太のリコーダーの演奏を笑ったりと雑に扱いつつも、ラストのび太と別れるところでお別れしたくないと抱きついていたところもなんか良いな…となった
思えばミッカは終始のび太に対してしかあだ名で呼びかけて居ないし、最初からかなりのび太に懐いてたな…

中盤ファーレの殿堂に入ってからのゲームのチュートリアルみたいな展開が正直いまいちだったり、敵の存在自体も音楽に弱い星を飲み込む宇宙生命体というなんか作劇に都合が良いからそういう設定ですみたいな存在だったり、このキャラ必要だった?みたいなキャラが居たりと、多少かっこよくないところはあったものの、総合的にはとても良いドラえもん映画だと感じた
めがはーと

めがはーと