TomoyoshiKato

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のTomoyoshiKatoのレビュー・感想・評価

5.0
「ONE PIECE FILM RED」や「竜とそばかすの姫」などから、映画館唯一の体験として「大音量で音楽を浴びる、そのことによるカタルシス」で、人を呼ぶことを覚えた映画業界。
その流れに「映画ドラえもん」も完全に飲み込まれ、ここにパワポの企画書丸見えの映画が爆誕した。

肝心の音楽は......個人的な好みもあるんだろうけど......上記の日本のアニメ2作やディズニーに比べるとちょっと求心力が弱い...ような......
映画が終わったあと、ストリーミングでこの映画のサントラを探すぐらいのムーブが起きないとダメだと思うんだけど...おそらく家に帰って聴こうと......思うかなぁ....「の」の音とか?...うーん....

そして、この映画のエンドロールは、交響曲を流す以外あり得ないはずなのに、いつものJ-POP(最近はJ-POPハラスメントと言うらしい)でゲンナリ。

だけども!だけども!
映画が終わったあと、
「楽器だけじゃなくて、掃除機の音や赤ちゃんの鳴き声とか、音楽ってそこらへんにたくさんあるんだね」
という息子の感想を引き出したので、一億点を獲得しました。
TomoyoshiKato

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