リュカ

真実のアヤワスカのリュカのレビュー・感想・評価

真実のアヤワスカ(2019年製作の映画)
4.0
かなりホリスティックで
本質的なはなしだった。
シャーマニズムは
怪しげなオカルトや宗教ではなく
人類がもともと持っていた
自然(じねん)で在り
すべてのつながりの中に在る、
そのことを感じて生きている、
ということ。

下手な偏見に執着するせいで
本質が見えなくなる。
私たちは一般常識という幻想を
正義や優性と勘違いして
或いは他者との歩幅を変えることに
恐怖して流されているのだな。

自分たちの使う分を自分たちで
栽培するのは、よい、
というナレーションに
今の日本の食糧問題に通ずる
真実を見た。
日本はこれから伝統食を失う
政策がどんどんとられ、
気付かない国民が目覚めなければ
多くのもの、文明、または人口、未来を
なくしてしまうだろう。

アヤワスカそのものよりも
何を体験して何に気づくか、だ。
目の前のことを雑にしていると
全てが雑用になり、
何も気付けない。
日常でもそう言うことだ。
何も学ばないひとは
何を経験しても何も気付けない。
リュカ

リュカ