朱里

Fair Play/フェアプレーの朱里のレビュー・感想・評価

Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)
3.8
面白いかつまらないで言ったら、めっちゃ面白いです。
利益を出せない社員は次々切られ、知らぬ間に後任が決まる。競争社会の恐ろしさ。

最初、ルークに昇進の噂が出てたけどエミリーが昇進した時の複雑さが何とも言えない。同僚同士だった2人のカップルは上司と部下という関係に。
それから2人の間にだんだんと亀裂が入っていき、バトルが激化していく様は見ていて痛い。
はっきり言って2人ともクズだしどっちもどっちなのよ。
自分のキャリア命なのは分かるけど、深夜2時にお偉いさんに呼び出されてバーで飲むなんて、体を売り込んでるんじゃないかと勘違いされるのも当然。

でも、よくよく考えるとルークがまともなんじゃないかって思う。
ラストは惨めだったけど。

オールデン・エアエンライクとフィービー・ディネヴァーの怪演のお陰で良い意味の胸糞悪さがあった。

フィービー・ディネヴァーってブリジャートン家の俳優ってくらいの知識しか無いけど、綺麗だし演技上手いな。
いつかブリジャートン家も観てみよう。
朱里

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