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ボブ・マーリー:ONE LOVEのもこのレビュー・感想・評価

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
3.6
ボブ・マーリーはおろかレゲエのこと、当時のジャマイカ情勢のことも全然知らなかったけど、映画の上映時間がコンパクトだからか置いてけぼりにされずに楽しめた。
ボブ・マーリーってこんなに真剣に聖書や神について考えていたアーティストだったのかと驚いた。歌詞を書くときに聖書を読み直したり、「ウォー」という歌に政治的なメッセージがガツンとあったり、陽気で鷹揚なだけでなく真摯に平和や愛について考えている人なのだと思った。昔からのバンドメンバーと楽しそうに音楽を作ったりサッカーをしたりしているところを見ると、気のいい地元のにいちゃん感がすごかった。
天才だけど天衣無縫なボブを支えるリタの器の大きさには感嘆するしかない。ウィキで見たけどボブは女性関係がめちゃくちゃだし、お金に頓着しなかったみたいだし、リタは相当苦労していたと思う。
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