『ドリームプラン』レイナルド・マーカス・グリーン監督作品。
70年代に活躍したレゲエのカリスマであるボブ・マーリーを描いた物語。
個人的にはボブ・マーリーの曲や彼の生き様はサラッと知ってる程度。
今作はすでにスターになっているボブ・マーリーがジャマイカ国内の政治に巻き込まれてイギリスに行くところからスタート。
命まで狙われ必死の思いで国外に脱出しそこで、さらに大きく人気が出るわけです。
ボブ・マーリーの有名な曲もかかり、なかなか良いが肝心のドラマ部分の描き方は非常に薄い。
彼の家族の意向が働いてるのか知らないが、わりと綺麗な面しか見せてないからイマイチ見ていても感情が入りづらい。
『ボヘミアン・ラプソディ』や『エルヴィス』のように大スターの裏の面をこれでもか!というくらいに見せてくれないと映画としては微妙になるんですよ。
もっと人間くさいボブ・マーリーの姿が見たかったかな。
【TOHOシネマズ岐阜】