重い重い内容。
けど、どうかぼうや、希望を捨てずに、強く強く生きておくれと願うラストシーン。
戦争当時、戦後の暮らしを想像すら出来ないが、皆強く生きて来たんだろう、けど二度とあってはならない。
辛く、重く、暗い日々の中、主人公(趣里)と戦争孤児の坊や(塚尾桜雅)の束の間の擬似親子生活が、ただ一つ、心暖かくなるシーン。
塚尾桜雅君、凄いね。
大人たちよりも、もっともっと戦争の事、遠いのに、戦争孤児の役を好演。
目がものを言っているって感じ。
ラストシーン、銃声が束の間の幸せな生活の終焉を意味するが、その時の表情が、大人顔負け。見事でした。
趣里ちゃんは予想通り文句なしの演技。