中盤までは台湾らいしコテコテのコントっぽいスタイルで進んで行きます。
「冥婚」を信じるお婆ちゃん達のドタバタに巻き込まれる警察官のミンハン。
彼はゲイを嫌ってるのに、冥婚によって現れたゲイの幽霊パンユーとの出会い。
事件の流れも台湾っぽい有り得ない事が次々と起きて、このままコメディ映画で終わるのかな？と思った後半…本当はとてもシリアスな問題が隠れていたと気が付きました。
日本よりは、LGBTQに対してオープンな台湾ですが、やはり家族間の受け入れ方は様々なのだという事。
パンユーと父親との心の葛藤と家族だからこそ言えない本心。
見終わると、LGBTQだけでは無い色々な偏見もバラエティの中に皮肉めいて隠れていました。
