ShotaOkubo

ヒッチコックの映画術のShotaOkuboのレビュー・感想・評価

ヒッチコックの映画術(2022年製作の映画)
4.4
映画は、人間が捏造した途方もないフィクションの装置にほかならず、その錯覚を享受する体験の「現実」性は間違いなく問えても、とうてい普遍的な「現実」には分類しえないまがいものでしかない。ヒッチコックは、このまがいもを撮ることの現実性に意識的であるからこそ、私たちはその錯覚に快くまどろむことができる。
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