VFXとCGがとにかく凄い。冒頭の断頭台から馬の内臓炸裂とか、戦いのところは撮影の規模がデカ過ぎて嫉妬しちゃう。
肝心のお話としても、ナポレオンの半生をまぁカッコ悪く描いていたというか、老年になるにつれてやってくる焦燥感と、大切なものを失ったことに気付いた虚無感っていうのがしっかり伝わってきてホワキンフェニックスは凄いなと改めて。
歴史物ってCGやVFXが遺憾無く発揮されるからついつい観てしまうっていう捻くれた見方を抜きにしても、リドリースコット監督は150分超えの映画を飽きさせずにまとめ上げたと思います。銀幕での鑑賞の価値アリですよ