昨年のムーラボで観たやつ、マシンボーイ映画賞2022でTop20にランクインするも……いつまで経ってもフィルマに登録されんくて諦めていたんよね！半年を経てようやく……

親の支配下で苦しい日々を送る14歳のアイ、しかしファミリーホームで暮らす同級生のユウと居るとヒリついた心も和らぐ気がした、ところが街に計画停電が近づく中ある秘密が明るみに出て……、って話

柴口監督9月に急逝？まぢかよ……、ってこれ観た時に上映後に知ってショックをうけたんよねぇ、そう一昨年、昨年と、終戦記念日に合わせてロサにて上映されマシンボーイも2年続けて鑑賞した「隣人のゆくえ」はマシンボーイが最も心震えた和製ミュージカルなんやけども(フィルマのスコアは4.6つけているぞぉ！)、亡くなる直前のロサでの上映の時に柴口監督の舞台挨拶も見ていたからば余計に……
その「隣人のゆくえ」を素人の中高生をキャストスタッフとして迎え、率いて作り上げたんが柴口勲監督で、その柴口監督の最新作であり最後の作品となったのが本作「ウソトホント」なのであります、スンスン
これまでもワークショップ形式で映画製作に初めて携わる子供たちに、作詞作曲、機材の使い方、演技指導など1から指導しながら、協力し数々の作品を作ってきた柴口監督、本作のメインキャストはじめ多くの部分を担うのも映画初心者の方々、そして本作もミュージカル仕立ての社会派ドラマ、ってことで非常に難しい作品になっているのであります！
が……くぅ！本作も素晴らしい作品でマシンボーイは無い胸締め付けられたのでありますよ！ぺろぺろ

まぁ観たんが半年以上前であんま詳しいことは書けないんやが……、フィルマに本作が登録された時のために

〝ウソトホント
3.9

柴口監督9月に急逝！まぢかよ… 〟

ってメモだけ残っていたから、スコアの高さだけは信用してくれよね！
あ、本作や「隣人のゆくえ」等の作品が来月、柴口監督作品の追悼上映されるからようやく登録されたんかな？「隣人のゆくえ」は今年も観たいし！本作もまた観にいこうかなぁ！みんなにもオススメ〜

面白いとも思わないし、好きな映画でも何でも無いけど、これだけやりたいことやって言いたいこと言って、死んだ後も映画が上映されているということに少し羨ましさを覚える。
ミュージカルシーンになったら、前髪で目を隠してる内気そうな女の子や演技もくそもない児童相談所のおっちゃんが急に生き生きと歌い出したり踊り出したりする、その瞬間の輝きというものは記録されていて感動的。
もうちょっとそこのウソトホントに賭けても良かったんでは？

舞台挨拶付き鑑賞。
素人学芸会のような稚拙なミュージカルはさておいて、多くの社会問題を取り上げながらも若い2人から何かしらの希望を感じ取れる良作です。ミュージカル部分は観てられないのですが、
歌詞がとても気になったのでCDを購入。