あまりにもで行き当たりばったりで、運命が脚本といった作風な故に、どうやってカメラが追っていったのか気になる映画でした。島について船から飛び込むシーンは日も沈む中で躁状態を維持したまま船と陸から同時に撮っていたため、流石に驚きました。
それにしても出演者たちのガチでふざけに来ている感や、笑う時は本当に腹の底から笑っているところによって、本当に楽しい時間を共有している感覚に否応なく引きずりこまれました。
朝になってようやく小屋の鍵が見つかった時にくっそイライラした目で微笑えんだり、あの煽りスキルが高すぎる船頭がわけわからん楽器を調子に乗ってやかましく鳴らしたり、船から本当にダイブする姿が遠くに見えたり、バナナを盗み食いしてぶち込まれた牢屋から出てきた時に不適に微笑えんだり、本当に友達の股間をふざけて蹴り合う男子中学生みたいな良い意味でのクソガキ感が清々しく、かなり笑えました。
結論、ジャック・ロジエは良い意味でクソガキ
