ある男の死が確定した。
ただ、この世界を死神を連れて案内すれば
死神が飽きるまでの間は生きていられる。
幸い、この世界は
そんな退屈な場所でもない
もう少しは生きられそうだ。
残された時間が僅かしかないのに
ここで生きていたい理由ばかり
見つけてしまう
果たして、、
と、魅力的な題材の映画で
ずっと気になっていたものの
三時間の長編のため敬遠していた。
けれど一度観始めてしまえば
終始美しくてシニカルなユーモアもあって
目が離せなかった。
特に、ラストシーンは
良い意味でかなり映画的で
すごく好き