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恋人たちの予感のとのネタバレレビュー・内容・結末

恋人たちの予感(1989年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

"男女の友情は成立するか?"がテーマの作品。11年の歳月を経て最終的に2人は付き合っちゃうわけだけど、その過程はラブストーリー的な焦れったさよりもコメディとしてのおもしろさの方が勝ってたかも。考え方が真逆なハリーとサリーの掛け合いがとにかく最高。出会いの印象が最悪だったのもあって最初はお互いケンカ腰っぽい感じだったのが、徐々に良い意味で何でも言い合える関係性になっていったのも良かったな。
最後の告白シーンは好きな気持ちが溢れてる様子が勢いから伝わってきて胸熱で泣いちゃった。それまでの付き合いの中で面倒だと思ってたところもひっくるめて好きって伝えるのずるいし、何より『1日の最後におしゃべりをしたいのは君だ』って告白セリフ、俺も言われたい。言われたくない?(※劇中で告白したのは男の方です。)
他にもウェーブのシーン、電話してる人たちを画面分割で同時に映すシーン、デリカテッセンのエクスタシーのシーン、好きなシーンがいっぱい。
シーンの切り替わりでいろんな夫婦の馴れ初めインタビューが挟まれるのも良かった◎
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