『四人目の男が來ない』
1939年公開のドイツのミステリー映画。
射殺された友人の名誉を守る為に真犯人を見つけようとする3人の男たちよりも、医学博士役のドロテア・ヴィークの美しさに心を奪われる！笑
彼女がどのように事件に絡み苦悩するか…。
もっと画質が良ければ更に良いのにね。

【映画の内容】
3人の友人が、四重奏をする為に4人目の男を待っている。しかし4人目が現れないので彼のアパートに行くと…彼は死んでいた。どうも自殺の可能性が高い。と言うのも、彼はストックホルムの大手銀行で出納係をしており、死後に横領の疑いが出てきたのだ。
しかし3人は納得いかず、友人の評判と名誉を守る為、自分たちで彼の死を調べることにする。3人は友人と近しい人たち、疑わしい人物を一人一人訪ねて行く。
銀行の支店長は、彼の自殺を確信しているようだが、なぜか3人の調査に協力しようとする。
だが、すぐにこの銀行の支店長が犯人であることが判明。贅沢な暮らしぶりで銀行を破滅させ、その証拠をつかんだ4人目の男を抹殺したのだった。
3人の男がこの支店長に自らの人生にケリをつけるように勧めると、彼はまず飛行機で逃げようとする。が、やがて後悔の念に苛まれ海に身を投げる。

キネマ旬報(679)1939-05
海外通信『四人目の男が來ない』
「探偵映画としては割に現実味があるのが取り柄」