プロポーズされた時の市子さんの涙の本当の意味がわかった時，隣のおばはんは泣いてはりましたわ．こんばんわ．三遊亭呼延灼です．まぁ，私も泣いたんですけどね．
常々申しておりますように，邦画は人情噺やっときゃいいんですよ．そしたら，こーゆー傑作が続々製作されるんですから．ル◯ン◯世(未視聴)とか宇◯戦◯ヤ◯ト(未視聴)とか進◯の◯人(未視聴)とか時間の無駄無駄ぁぁぁ･･･あ，でも方面に怒られたら0.5ミリ秒で謝ります．なので，許して下さい．
私は邦画をほとんど観ないマンで，観るとしてもジャンルが偏っている(例外は玉城ティナたん♡)ため，監督さんや脚本家さん，さらには戯曲原作者がどういう方か全然存じ上げませんが，ケン・ローチ監督が題材にしそうと視聴中考えた次第．つまり，社会の仕組みからこぼれ落ちてしまった女性の生き様を描いた作品でございました．他の方のレビューに「共感できなかった」との文言がございましたが，市子さんの境遇に御自身の経験と重ねて共感できるほうが希少種でございます．ですが，数多の物語を浴びてきた人生を送ってきた人々には，市子さんの想いを想像することはできましょう．物語にはそれだけの力があるし，その力を私は信じております．
市子といえば，杉咲花さんすごかったですねぇ．あのまま街中に出ても，誰も女優とは思わないでしょうね．ただあの雰囲気とお付き合いできるかって言いますと・・・ねぇ．
