疲れる映画だった。
疲れるとわかっていて映画館へ行ったけど、
想定以上に疲れる映画だった。
物語を通して、長谷川のまっすぐな市子への愛情が唯一の救いだったけど、私も母であるからか、市子の母が、最後きちんと母だったことが1番泣けたし救われた。
長谷川と市子の母の海辺の名シーン。
市子のしてきたことはどれも不正解だけど、そうするしかなかった。ひとつ歯車がズレるとずーーっとズレっぱなしになってしまう…そんな市子の人生が気の毒すぎて、市子の幸せを願う2人と同じく、涙が溢れて。
ひとつ、どうしても違和感だったのは、母親役の中村ゆり(大好きな女優さん)が美しいままだったこと。。