このレビューはネタバレを含みます
群像劇というか、関係のある人にスポットを当てながら進んでいく作品、且つ時系列も前後するので自分的には苦手でしたが、この作品はとても観やすかったです。
プロポーズをされた後に失踪。あんだけ泣いていたのに。
でもそれは嬉しくてじゃなかったのかな、他の気持ちもあったんだな。そんな感じがしました。というかそれを感じさせるあのお芝居は感激しました。
杉咲花さんが刺したシーンの後泣いているの?笑ってるの?どちらとも捉えられるあのお芝居はすごいです。どちらの感情もあったんだろうなと。
物語が進んでいくにつれて、家庭環境の劣悪さからか、自身が元々持つものかははっきりわかりませんが、少しずつ狂気が見えてくる気がしました。
おそらく狂気と表現するのは適切ではないですが、自分では何故そんな考えになるのかなと感じています。
これは表現する時にも杉咲さんはとても考えたと思いました。