このレビューはネタバレを含みます
あんな幸せそうな時期もあったんや
あの写真、子供時代の映像を観てそう思った。
悪魔?それはあの母親でしょ。無戸籍のままで市子を育て、難病を患った市子の妹 月子に手をかけさせ、挙句、市子のことを月子と呼び、月子になりすまさせる。そんな重荷を背負わせて、そりゃ人生狂うわ。
幸せな人生は歩めないと思っただろう。でも長谷川という男と出会って、愛されること、安らぎを知ってしまったから、きっとあのまま、何も変わらないままならずっと一緒にいられるかもって思ったかもね。結婚の話なんて言い出さなけりゃ。。あ、ダメだ。遺体が見つかったんだ。
どちらにしろ、逃げ回る運命か。
あの母親が生き残ったのがなんか皮肉だわ。1番恨んでいいはずの人間だと思うけど。やっぱり母親だからかな。。