このレビューはネタバレを含みます
市子…ファムファタールや……
日本の田舎で起こるジットリした後味悪い映画って、心がめちゃしんどくなっちゃうやつと、割とすーっと飲み込めるやつに分かれるとおもってて、これは後者
前者は例えば岬の兄妹とかね…
内容はしんどいのだが、なんか爽やか。
内容自体は、某死刑囚と結婚することになった漫画をふと思い出して展開が途中で読めちゃったけど、偽名、死体遺棄事件、ストーカーなど伏線がたくさんあって前半部分は楽しめた
虐待、ヤングケアラー、この世のどこかではつらいことを1人で受け止める子供がいるのだと思うとこれもそのうちの1つの物語でしかない
長谷川のおかげでやっと1人の人間としてこの世に存在できるようになって嬉しかっただろうな、けど家族の呪いとか親から与えられた影響って幸せになったところで邪魔してきて一生逃げられない、最悪
杉咲花さんの演技と役のはまり具合がやばい。華奢な黒髪ボブセーラー女子なんて一生忘れられないだろ。北みたいな男が出るのも避けられんことやで…
北みたいなヤツってマジでこうゆう女に沼って最悪犬死にするッ！絶対救われねぇ！て見ながら叫んでたけどマジでその通りになったね…
